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人とテクノロジーを融合、理想の技術商社像を目指して。代表取締役西垣圭悟

確固たる売上100億円企業の構築、次なる大きな目標達成に向けてチャレンジ。

弊社は2022年度、過去最高の年間売上110億円を達成することができました。コロナ禍という大変な状況にありながら達成できたことは、経営ビジョンである、お客様の「したい!」を叶えるのもと、取り組んできたことが着実に実を結んだ結果であるとあらためて実感しております。

次は早い段階で150億円を達成することが目標です。では、そのために何が必要かということになりますが、ひとつは「ヒト」です。
積極的に採用を行い、目指すビジネスモデルを具現化して参ります。そして「NCAらしさ」を大事にしながら人財育成・教育を充実し、全社員のマインドを揃えNCAらしい価値提供ができるよう取り組んでいきたいと考えています。「社員」の成長なくして目標達成はあり得ません。

DX推進をより加速し、業務プロセスの変革に取り組んでいます。

ただ、一方で目標を達成するには人の力のみに頼ることは限界があります。商社というと、とかく営業力がポイントと言われがちですが、目標達成に向けては生産性向上が鍵を握ると考えています。

そこで新たに取り組み始めたのが、ふたつ目のポイントである「RPA」導入です。RPAとは、「Robotic Process Automation」の略語で、事務系の定型作業を自動化・代行できるツールです。これまで手作業で行っていたルーチンワークを自動化できるため、業務効率向上と人為的ミス予防に役立ち、生産性の向上を実現できます。弊社では事務作業に限らず全社的な生産性向上を目指し、社内に専門部署を立ち上げました。10年後は当たり前のようにRPAが導入され運用されている時代になっていることでしょう。弊社としては決して先頭を走る気持ちはありませんが、時代に取り残されないように、最適なタイミングで最良な選択ができれば良いと思っています。現在導入が進んでいるERP(Enterprise Resource Planning)による社内システムの刷新もそのひとつです。

弊社にはこれまでの歴史の中で培ってきた技術商社としての強い基盤があり、コロナ禍にあってもお客様からご支持を頂き、順調に歩みを進めることができました。
そして社会が再び活気を取り戻した今、より私たちの真価が問われる時と考えています。「NCAらしさ」を大切にし、お客様の人手不足解消や生産性向上を目的とした自動化のサポートはもちろん、提供する商品を通して、社会的課題の解決を積極的に推進していく所存です。
社員一丸となり、お客様に寄り添い、新たな飛躍をめざします。取締役社長荒井信司

NCAイズムを継承、技術商社としてお客様の期待に応え続ける使命。

この度、財津英樹の後任として、取締役社長に就任いたしました。新社長として謹んで皆様にご挨拶申し上げます。

私は立石電機(現:オムロン株式会社)に新卒で入社後、主に営業畑で35年勤めた後、縁がありエヌシーオートメーション株式会社に転社いたしました。転社後は財津前社長をサポートすべく、微力ながら営業の最前線でお客様の課題と向き合ってまいりました。

そんな中で起きたのが、新型コロナウイルス感染症の蔓延です。社会は一変、人との接触すら控えなければならない日々が続きました。対面でお客様の課題を丁寧に聞き取り、感じ取り、最適なソリューションを提供することで成長してきた企業としては、存亡の危機ともなりかねません。しかしながら、そんな大変な状況にありながらも、2022年度は増収増益を達成することができました。お客様のご支持や仕入れ先様のご協力はもちろんのこと、財津前社長をはじめ社員の努力の賜物とあらためて謝意を表します。

どんな時も、いちばん近くで。お客様に寄り添う存在であり続けます。

幸いなことに社長就任とほぼ同じタイミングで新型コロナウイルス感染症が第5類に移行し、再びお客様とお目に掛かり、対面でお話しすることが躊躇なくできる日々が戻ってまいりました。

私は常々、お客様とはできるだけ距離の近いところで寄り添う関係になることを大切にしてきました。特にお客様がお困りの時にこそ、いちばん近い存在であることが重要だと考えております。弊社に置き換えれば、日頃から営業・営業技術だけでなく、支えるスタッフを含めた全社員がお客様側を向き、一丸となって課題解決に取り組む姿勢が、お客様の評価につながるものと確信しております。

また、先に申し上げた増収増益という結果は、半導体不足という厳しい状況下で仕入れ先様の協力なくしては実現できませんでした。あらためてその存在の大きさを痛感しております。今後さらにそのパイプを強化できるようコミュニケーションを深めていきたい、そのように考える次第です。

これからも経営ビジョンの「『したい』を叶える企業へ!」を合言葉に、誠心誠意、与えられた役割を全うする所存ですので、前社長同様、変わらぬご愛顧、ご支援をよろしくお願いいたします。
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